【ニュース】 コスモスイニシア、「イニシア大手前」のマンションギャラリーで来場客や近隣住民による参加型プロジェクトを開始、「仕掛学」でポイ捨て削減&街の美化 大阪府大阪市
2022.02.16
大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシア(東京都港区、髙智亮大朗社長)は、大阪大学大学院経済学研究科・松村真宏教授の監修により、新築分譲マンション「イニシア大手前」(大阪市中央区)のモデルルームにカフェなどを併設した施設「コスモスイニシア南森町ギャラリー Good enough Gallery」で、来場客や近隣住民による参加型プロジェクト「Good enough Garden」を開始した。
同施設は、大阪メトロ谷町線「南森町」駅より徒歩1分、周辺に商業施設が多い立地。
利便性が高い一方で、人通りが多く周辺のゴミのポイ捨てが目立っていることから、同取り組みでは、「無理やり行動を変えさせようとするのではなく、つい行動を変えたくなるように仕向ける仕掛学」を提唱する松村教授に協力してもらい、「Good enough
Garden」を計画した。
具体的には、マンションギャラリー前に花や木を植えたプランターを置き、「水やりをしてもらう仕掛け」を実施。
1月18日よりプランターを設置、設置前に見られたたばこの吸い殻や空き缶などのポイ捨てが、設置以降はほとんど見られなくなり、「仕掛け」の効果が表れているという。
なお同社では、新築分譲マンションの建設エリアで、すごしかたを街から考える活動「マチカツ」に取り組んでいる。
今回の同取り組みも、「マチカツ」の一環で、今後さらに認知が広がり、共感・参加する人が増えることで、街の人や周囲の関係者の環境へ与える影響やその改善についての意識向上を目指すとしてる。
「イニシア大手前」の所在地は大阪市中央区徳井町1丁目14番(地番)、交通は大阪メトロ谷町線「谷町四丁目」駅出口4より徒歩3分など。
総戸数は84戸、他に管理事務室1戸等。
敷地面積は503.58㎡(建築確認対象面積)。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上15階。
間取りは1DK・1LDK、専有面積は33.11㎡~43.58㎡。
2021年8月竣工済。