【ニュース】 京福電気鉄道、「帷子ノ辻」駅の地階スペースを改装、「映画のセットをイメージさせるレトロな昭和の駅」に 京都府京都市
2022.02.14
京福電気鉄道株式会社(京都市中京区、大塚憲郎社長)は2月8日、「映画のまち太秦」の玄関口となっている嵐電「帷子ノ辻」駅(京都市右京区)の地階スペースを、株式会社松竹撮影所(京都市右京区、武田功社長)のデザイン監修により、「映画のセットをイメージさせるレトロな昭和の駅」をコンセプトに改装した。
同スペースでは、照明も蛍光色から暖かい電球色に交換するなど、映画のまちの玄関口にふさわしい佇まいとしている。
また同スペースは改札口の外にあり、誰でも立ち寄り可能で、小さな撮影スポットとしても利用可能だという。
同社では、観光庁による「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」の採択を受け、JR西日本・東映京都スタジオ・東映京都撮影所・松竹撮影所・京都バス・大映通り商店街振興組合と連携し、「映画と暮らすまち、太秦」をテーマに、昨年12月からエンターテインメント電車「ザ・ライドKYOTO」の特別運行、東映太秦映画村や撮影所見学などが体験できるモニターツアーの実施、太秦にゆかりのある名作日本映画の上映会などのイベント実施を行ってきた。
今回の同取り組みもその一環。
「帷子ノ辻」駅の所在地は京都市右京区太秦帷子ヶ辻町30-3。
乗降人員は年間約65万人。