【ニュース】 積水化学工業、住・商・医が揃った複合型まちづくり「札幌リードタウン平岸ベース」を展開、北海道で同社初の多雪地域対応「スマート&レジリエンス」まちづくり 北海道札幌市

2022.02.09
積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(大阪市北区、神吉利幸プレジデント)は、札幌市豊平区平岸地区で開発を進める「札幌リードタウン平岸ベース」で、同社初となる多雪地域対応の「スマート&レジリエンス」まちづくりを展開する。

「札幌リードタウン平岸ベース」では、積水化学グループの技術力をFusion(融合)し、ESG経営の具現化を図るまちづくり「SEKISUI Safe & Sound Project」として、北日本地方初となる大規模複合開発を手掛ける。

「スマート&レジリエンス」では、街区全体を災害に強い積水化学のインフラ技術で整備するとともに、マンションでは、駐車場や歩行路にロードヒーティングを敷設。
雪庇や雪の吹き溜まりを抑制する仕様・デザインや、停電時の電力を確保する蓄電池などを採用し、安心・安全な暮らしを実現するとしている。
戸建住宅では、北海道専用の高断熱仕様に太陽光発電システム、蓄電池、HEMSを全邸に搭載、エネルギー自給自足型の暮らしで環境負荷軽減も図るという。

また、住宅街区から徒歩圏内に物販・飲食・医療など日常生活に必要な環境を揃え、まち中央には一時堆雪場や災害時の一時避難場所として活用できる緑地を整備。
住民専用のスマートタウン向け統合サービス「NiSUMU(ニスム)」による災害情報の配信や防犯見守りなど、先進のIoT技術も活用しながら、冬季の過酷な気象下などでも安心・快適な暮らしをサポートするとしている。

さらに、まち全体を管理するセキスイ合人社タウンマネジメント株式会社が中心となり、リードタウンとして一体開発している商業施設や病院、地域コミュニティなどと連動し、まちの中央に位置する緑地でのお祭りやイベントの開催、防災訓練など様々な取組みを検討。
住民だけでなく周辺地域住民も含めた暮らしの拠点として、多世代が集う平岸地区のシンボルとなるまちを目指す。

同タウンでは、2021年12月に商業施設「クロスモール平岸」を開業、2022年2月5日に戸建分譲地「スマートハイムシティ平岸(全48区画)」の本格販売を開始。
2022年3月上旬に分譲マンション「ハイムスイート平岸 ブランシエラ イースト(全107戸)」の販売を開始予定、2024年に病院(全150床前後を予定)が開業予定。

「札幌リードタウン平岸ベース」の所在地は札幌市豊平区平岸1条11丁目5番・他(地番)、交通は札幌市営地下鉄南北線「平岸」駅徒歩10分、「南平岸」駅徒歩8分。
敷地面積は4万8,752.53㎡。