【ニュース】 サンケイビルなど、Park-PFI制度により、「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」で水族館・園地の建設工事に着手 兵庫県神戸市

2022.01.12
株式会社サンケイビル(東京都千代田区、飯島一暢社長)を代表企業とし、三菱倉庫株式会社(東京都中央区、藤倉正夫社長)・JR西日本不動産開発株式会社(大阪市北区、國廣敏彦社長)・株式会社竹中工務店(大阪市中央区、佐々木正人社長)・阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、秦雅夫社長)・芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、辻田泰徳社長)・株式会社グランビスタホテル&リゾート(東京都千代田区、須田貞則社長)を構成員とする「神戸須磨Parks+Resorts共同事業体」は2022年1月5日、「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」(神戸市須磨区)で水族館・園地の建設工事に着手した。

同案件は、JR神戸線「須磨海浜公園」駅より徒歩5分に位置する須磨海浜水族園・海浜公園を、Park-PFI制度により、園地・水族館・宿泊施設・にぎわい施設・駐車場で構成する新たな施設として再整備するもの。
宿泊施設・駐車場・にぎわい施設は順次着工予定。

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再整備にあたっては、「地域コミュニティと観光客が交流する“つながる”海浜リゾートパークの実現」をテーマに掲げた。
公園の利便性・快適性を高める「コミュニティ・パーク」と、観光客誘致を目指す「デスティネーションリゾート」を調和させ、多様なつながりと交流を生む場所と仕組み作りに取り組むとしている。

宿泊施設では、地産地消にこだわったフード&ビバレッジなど、水族館併設ならではのユニークな宿泊体験ができる価値体験型ホテルに再生。

水族館では、CO2排出量の削減や、エネルギーの効率利用を実現する様々な環境配慮型システム、飼育生物の生命維持・QOL向上に必要となる多大なエネルギーの効率的な利用、感染防止対策などで、様々な新技術も導入するとしている。

「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の所在地は神戸市須磨区若宮町1丁目・須磨浦通1丁目、交通はJR「須磨海浜公園」駅より徒歩5分、山陽電鉄「月見山」駅より徒歩10分。
敷地面積の開発区域は約10万1,900㎡(公園全体は約13万9,000㎡)。
用途は園地・水族館・宿泊施設・にぎわい施設・駐車場。
開業予定は園地が2023年9月、水族館・宿泊施設が2024年春、にぎわい施設が2023年9月、駐車場が2023年5月。