【ニュース】 西日本鉄道、「福ビル街区建替プロジェクト」のうち、ホテル部分の概要を決定、Plan・Do・Seeとホテルマネジメント契約 福岡県福岡市
2021.12.23
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、林田浩一社長)はこのほど、「福ビル街区建替プロジェクト」(福岡市中央区)のうち、ホテル部分の概要を決定した。
株式会社Plan・Do・See(東京都千代田区、野田豊加代表)とホテルマネジメント契約を締結、2025年春の開業に向け、両社で準備を進める。
同ビルは、オフィス・商業・ホテル等の大型複合ビル。
2021年11月には福岡市の「天神ビッグバンボーナス認定」を取得、容積緩和制度の適用を受けており、2021年12月に新築工事に着手、2024年12月の竣工(予定)に向け、プロジェクトを推進しているという。
ホテル部分には、訪れることが目的となる「ライフスタイル型ホテル」を導入。
宿泊や食事、接待など様々なシーンで、新たなビジネスや文化を生み出すクリエイティブな人々の集客・交流を促進し、オフィスや商業等との相乗効果を図るとしている。
同ホテルは、客室や付帯施設、レストラン、多目的ホールで構成。
客室は、18・19階に全室バルコニー付きの41室を配置、一部中庭を望む書斎付きの客室も用意する。
付帯施設には、テラス付きサウナや中庭、ラウンジなどを設置、長期滞在者もくつろいで過ごせる体験型コンテンツを準備するという。
最上階となる19階のレストランには、博多湾を一望するルーフトップバーやオールデイダイニング等を設置。
1階には、明治通りに面したカフェ・バーを設置、誰もが使いやすい、交流や賑わいの場を創出するとしている。
また、多目的ホールは6階のスカイロビー階に設置、ブランド新作発表会やアートイベント、レセプションパーティなど、文化発信や交流の場を提供するという。
「福ビル街区建替プロジェクト」の所在地は福岡市中央区天神1丁目11番。
敷地面積は約8,600㎡、延床面積は約14万7,000㎡。
階数は地上19階・塔屋1階・地下4階。
ホテル名称は未定(2024年決定予定)。
ホテル用途面積は約5,000㎡。
客室数は41室、客室面積は約40~65㎡。