【ニュース】 マップルなど、SNSを活用した「会津若松観光パスポート」の実証実験を開始 福島県会津若松市
2021.12.22
株式会社昭文社ホールディングス(東京都千代田区、黒田茂夫社長)傘下の株式会社マップル(東京都千代田区、黒田茂夫社長)は、三菱商事株式会社(東京都千代田区、垣内威彦社長)と共同で、一般財団法人会津若松観光ビューロー(福島県会津若松市)の協力の下、SNSを活用した「会津若松観光パスポート」の実証実験を開始した。
「会津若松観光パスポート」は、観光客が現地に訪問する際に必要となる各種情報やクーポンなどを一元的に提供し、タビマエからタビアトまでの観光客との接点強化と継続的な関係創出を図るというもの。
12月5日よりLINE公式アカウントを開設、鶴ヶ城を訪問した観光客へのサービス提供を開始している。
マップルによると、多くの観光地では、訪問者との間に観光案内所や観光スポットなどのリアルなタッチポイントを持ちながら、効果的に活用し切れていない状況があったという。
とりわけ観光客の行動がデータとして蓄積されていないため、本来得られるべき評価がされず、また、訪問客の離脱とともに関係性が途切れてしまうことが課題となっていた。
同実証実験は、こうした観光地マネジメントの課題解決を目指し、「デジタル観光パスポート」を通じて現地の観光情報提供による「周遊促進」、クーポンの提供による「消費促進」、SNSでのつながりによる「関係人口化」を図り、あわせてユーザーの行動をデータとして蓄積することを目的としている。