【ニュース】 クラッソーネと塙町、空き家除却促進に係る連携協定を締結、空き家解体を促進し豊かなまちづくりを目指す 福島県塙町
2021.12.17
解体工事の一括見積もりWebサービス「クラッソーネ」を運営する株式会社クラッソーネ(名古屋市、川口哲平代表)はこのほど、福島県塙町(宮田秀利町長)と空き家除却(解体)促進に関わる連携協定を締結した。
同町では、大きな社会問題になりつつある「空き家」に対し、専門性の高いクラッソーネと連携協定することにより、知識・経験・
IT技術を積極的に取り入れ、管理不全な状態にある空き家等の除去促進に関する取り組みを効果的に推進していくという。
一方同社では、解体費用シミュレーターによる概算価格の見える化や、セミナー開催による解体工事の啓発などに寄与するとしている。
全国的にも社会課題となっている空き家問題への対策として、所有者に対し、空き家解体を促進することで、豊かなまちづくりを目指す。
平成27年度に実施した空き家実態調査結果によると、同町内の空き家は322件、空き家率は8.6%。
これらの空き家のうち、およそ92件(29.4%)が立ち入り困難な状態となっていることから、同町では平成30年度に「塙町空き家等対策計画」を策定、「塙町空き家バンク」「空き家等の相談会の開催」による利活用の推進等、空き家対策を推進してきた。
今回の同協定により、同町では、空き家所有者に対し、「クラッソーネ」の解体費用シミュレーターによる概算の参考価格を提示。
空き家除却(解体)を検討している相談者へはフライヤー(印刷物)の配布やセミナーの開催を検討、一方、住宅の建て替えを検討している相談者に対してもフライヤーを配布する。
なお同社は、解体工事領域で、全国約1,500社の専門工事会社と施主をマッチングする一括見積もりWebサービス「クラッソーネ」を運営。
これまでに累計約8万件以上の問い合わせ実績、累計約1万件以上の工事契約実績(旧サービス「くらそうね解体」の実績含む)があるという。