【ニュース】 コンテナホテルのデベロップと大東市、災害など有事に被災地に駆けつける「レスキューホテル」で災害協定を12月13日に締結 大阪府大東市
2021.12.06
コンテナホテルを全国展開する株式会社デベロップ(千葉県市川市、岡村健史代表)と大東市(東坂浩一市長)は、災害など有事に被災地に駆けつける「レスキューホテル」の出動に係る災害協定を2021年12月13日に締結する。
「レスキューホテル」の災害協定締結は、近畿地方では今回が初めて。
同社が運営する「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズは、建築用コンテナモジュールを利用した1棟1客室の「動くホテル」。
平常時はホテルとして営業し、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設、避難施設等に利用する「レスキューホテル」としての役割を担う。
同市は、一級河川の寝屋川をはじめとする複数の河川が流れ、遊水池の深野池がある大阪府北東部の北河内地域に位置。
豊富な水資源を有することから水害リスクが高く、古来より厳重な防災対策を講じているという。
今回は、レスキューホテルが、避難所不足の解決だけでなく密を避けた避難や避難所での感染症対策の一助となり、災害に強いまちづくりに貢献できる点から、協定締結に至ったとしている。
同社では、発災時に滋賀県や三重県など近畿地方に複数所在する「ホテル アールナイン ザ ヤード」より、速やかに出動ができるよう体制強化に努めていく。
また同社は、有事にレスキューホテルが迅速な出動を行えるよう、地方自治体との災害協定を進めており、現在までに71の自治体等との協定締結が完了しているほか、多くの自治体等と締結協議を行っているという。