【ニュース】 アミックスとハウスコムが業務提携、築50年超の団地を再生した「ハラッパ団地・草加」で地域のコミュニティ作りを目指すプロジェクトを開始 埼玉県草加市
2021.12.03
不動産建築・管理などを手掛ける株式会社アミックス(東京都中央区、末永照雄社長)と賃貸仲介店舗などを展開するハウスコム株式会社(東京都港区、田村穂社長)は、近年失われつつある地域のコミュニケーションを復活させ、「帰りたくなるような場所」を目指す目的で業務提携した。
今後は、「ハラッパ団地・草加」(埼玉県草加市)の団地内で、地域のコミュニティ作りを目指す「ハラッパ団地・草加運営企画プロジェクト」を開始する。
「ハラッパ団地・草加」とは、元社員寮だった物件をリノベーションした賃貸住宅。
自分らしいこれからの暮らし方を提案する物件として、アミックスが運営を行っている。
農園・保育園・ドッグラン・ピザ窯が併設されている点が最大の特徴で、2018年6月からスタートし、多いときは数十組が入居待ちするほどの人気物件になっているという。
しかし、近時は新型コロナウイルスの影響による外出制限により、物件内イベントが制限され、人と人との交流が縮小。
こうした状況の中、改めて地域コミュニティの復活を目指し、両社は地域コミュニティを活性化するため「ハラッパ団地・草加運営企画プロジェクト」を開始する。
具体的にはアミックスが貸主管理会社としての立場で、農園・ペット共生・コモンスペースの運営を通じ、物件内コミュニティと地域との連携を担当。
ハウスコムはリーシングに留まらず、WEBサイトの運営、団地全体のイベント企画・監修を担当し、両社でコミュニティの活性化やSDGsの取り組みを推進する。
農園の運営については、現在、畑の収穫だけでなく味噌作りやスイカ割り、焼き芋イベントなどを行っているが、今後は食育などのワークショップを通じ、保育園との連携を予定。
また、1階のコモンスペースでは、無人フィットネスシステムを導入したジムや無人図書館などの運営も検討する。
さらに、キッチンカーの出店やペット共生を軸にしたイベント運営等も計画しているという。
「ハラッパ団地・草加」の所在地は埼玉県草加市旭町6-14-1・2、交通は東武スカイツリーライン「新田」駅より徒歩8分。
敷地面積は5,950.43㎡、総戸数は55戸。
施工は1971年1月、リノベーションは2018年5月。