【ニュース】 GOOD COFFEE FARMS、中山コーヒー園と協業、「中山コーヒー園」ブランドを立ち上げ、沖縄産100%コーヒー豆を12月中旬に数量限定で販売 沖縄県名護市
2021.12.01
グアテマラ発のスペシャルティコーヒーを生産するGOOD
COFFEE FARMS株式会社(東京都中央区、カルロス・メレン代表)は、沖縄県で有数の生産規模を誇る中山コーヒー園(沖縄県名護市)と、沖縄コーヒープロジェクト「GOOD COFFEE FARMS OKINAWA」の協業を本格始動、「中山コーヒー園」ブランドを立ち上げる。
同プロジェクトは、2020年11月に沖縄本島北部で研究拠点を立ち上げて以降、沖縄でのコーヒー栽培の可能性を研究、沖縄のコーヒー産業を世界に発信していくための商品開発を行うため、活動を行ってきた。
沖縄でのコーヒー栽培に適した品種や病害虫の研究にあたっては、コーヒー生産の専門家や大学教授とも協力し、一定の成果が得られたとしている。
中山コーヒー園は2013年に開業。
2016年より収穫がスタートし、現在1万坪の敷地で開始当初の約3倍に収穫量を増やしている。
また、ハーブ園を併設する他、体験型農園として年内に宿泊施設の開業も予定しており、カフェ・キッチンスペースや収穫体験が可能なワークショップスペースの整備、キャンプエリアの新設を進めているという。
同プロジェクトでは、2021年は10月より、昨年に続く2度目の試験栽培を開始。
種は12の異なる品種を使用し、GOOD COFFEE FARMSに所属するグアテマラの農園から直接取り寄せることでトレーサビリティを担保した。
今回の試験栽培では、秋から冬にかけての寒い季節に種がどのように生長するかを観察し、気候や土壌など、沖縄の地理的条件に合った品種を発見することを目的に実施した。
来年4月の梅雨入り前には、再度グアテマラから新鮮な種を取り寄せて試験を行い、データの検証と比較を進める予定だという。
今後は、GOOD COFFEE FARMS OKINAWAとしてコーヒーの苗木エリアを設営、トレーサビリティが100%担保された苗木を、熱意溢れる沖縄のコーヒー農家に直接提供する体制を整えるとしている。
なおGOOD COFFEE FARMSでは、新ブランドのリリースを記念し、同園が生産する100%沖縄産コーヒー豆を2021年12月中旬に数量限定で販売する(無くなり次第終了)。
商品(変更の可能性あり)はコーヒーバッグ3袋(3杯分)で、価格は税・送料込で2,500円。
100%沖縄産コーヒーで、甘み・酸味・苦味のバランスが取れたクリーンな味わいが特徴だという。