【ニュース】 JR西日本など、撤去工事中の旧広島支社跡地に広場や多目的コートを整備、撤去完了後の暫定的な利用 広島県広島市
2021.10.27
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)はこのほど、撤去工事中の旧広島支社社屋(広島市東区)で、撤去完了後の暫定的な利用として、中国SC開発株式会社(広島市南区、竹中靖社長)を運営者とする計画概要を発表した。
中国SC開発は、広島在住者が利用できる広場を2022年秋頃に開業する。
同広場では、様々なイベントを開催するほか、協力会社の株式会社サンフレッチェ広島(広島市中区、仙田信吾社長)が運営する多目的コートも併設。
「エキキタエリア」の活性化を図るとともに、広島駅周辺エリアの賑わい創出・地域共生を図る。
施設概要(案)は、開発箇所総面積約1,480㎡。
このうち芝生広場は約520㎡、日常使いで自由にくつろげる広場であるとともに、中国SC開発やサンフレッチェ広島が主催するイベントの開催をはじめ、各企業や地方自治体にイベント開催場所として活用してもらえるよう、イベントの募集も行う。
多目的コートは約960㎡で、サンフレッチェ広島が運営する人工芝のフットサルコート1面とハードコートの3X3コート1面を整備、照明も備え、1日中スポーツを楽しめるコートとなる予定。
なおJR西日本では、今回の開発を2025年春開業予定の広島新駅ビル屋上広場の展開に繋がる暫定開発と位置づけており、将来に向けた広島駅周辺エリアの新たなコミュニティ基盤の構築を目指すとしている。