【ニュース】 大和ハウス工業、東日本最大・同社最大の物流施設となる大型マルチテナント型物流施設「DPL流山Ⅳ」を完成、11月1日より稼働 千葉県流山市
2021.10.27
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)は、2019年9月より建設してきた、東日本最大(同社調べ、1棟単体、竣工ベース)・同社最大の延床面積(32万2,299㎡)を誇るマルチテナント型物流施設「DPL流山Ⅳ」(千葉県流山市)の建物が2021年10月31日に完成、11月1日より稼働する。
同施設は、常磐自動車道「流山」ICより約2.5kmと近接、首都圏から広域には東日本全域までアクセスできる場所に位置。
同社では、流山市で計4棟のマルチテナント型物流施設で構成する「DPL流山プロジェクト」を開発しており、今回完成する「DPL流山Ⅳ」はその3棟目となる。
「DPL流山プロジェクト」は、働く場所から住まいまで提供するプロジェクトで、働く人が複数のテナント企業で働ける「マルチ派遣」を導入。
大和ハウスグループの大和リビング株式会社が株式会社ママスクエアと連携し、通勤しやすいよう、大和リビングが同施設の近郊にある賃貸住宅の情報を提供して斡旋するとともに、入居時の諸経費を優遇するほか、ママスクエアが働く人の住まいの手続き等をサポートする予定だという。
同施設では、働き方改革の支援として、最大60名のこどもを受け入れられる、同施設で働く従業員専用の保育施設を施設内に完備。
周辺環境に配慮するため、「四季のひろば」を設け、一年を通して彩りを与える数種類の植栽を施すとともに、外壁にルーバーを設ける等、大型物流施設の圧迫感を緩和した。
建物は地上5階建てで、東日本最大・同社最大の延床面積32万
2,299㎡の広さを誇る大型マルチテナント型物流施設。
各区画に事務所を設置することもできるなど、テナント企業の様々なニーズに対応する。
国内最大(同社調べ)の1フロア延床面積(約7万7,000㎡~)を有し、各階を周回できる両面トラックバースも、同社のマルチテナント型物流施設で初めて採用した。
免震システムや非常用自家発電機を設置するなど、BCPにも対応した防災配慮設計としている。
「DPL流山Ⅳ」の所在地は千葉県流山市平方字上谷383-2他、交通は常磐自動車道「流山」ICより約2.5km。
敷地面積は13万5,592.56㎡、延床面積は32万2,299.93㎡、賃貸面積は26万824.91㎡(1区画の面積約6,000㎡~、1フロア延床面積約7万7,000㎡~)。
構造はPCaPC造一部S造(プレキャスト・プレストレストコンクリート造一部鉄骨造)。
規模は地上5階建て(1階~4階 倉庫、5階 保育施設等)。