【ニュース】 大京、分譲マンションの各玄関に設置する居住者専用の宅配ボックス「ライオンズスマートボックス」を開発 東京都葛飾区
2021.10.20
株式会社大京(東京都渋谷区、深谷敏成社長)はこのほど、分譲マンションの各玄関に設置する居住者専用の宅配ボックス「ライオンズスマートボックス」を開発した。
2021年10月に東京都葛飾区で着工した物件に初導入する(提供開始は2023年3月予定)。
「ライオンズスマートボックス」は、株式会社フルタイムシステム(東京都千代田区、原幸一郎社長)と共同で開発した宅配ボックス。
フルタイムシステムの提携事業者が専用ICカードを使用して玄関先まで配達物を届けるため、居住者はマンションのエントランスまで足を運ぶ必要がなく、自宅玄関で配達物を受け取ることができるという。
同宅配ボックスは、3つの収納スペースにより、クリーニングや食品など種類の異なる荷物にも対応。
宅配ボックスの最上段には、停電時にも解錠できる防災備蓄品専用の収納スペースを設け、在宅避難時に備える。
ボックスの解錠には暗証番号や専用ICカードが必要なため、「置き配」での盗難や雨濡れなどのトラブルも解決できるとしている。
また、ボックスに入りきらないゴルフバッグなどの大型荷物は、エントランスに設置された宅配ボックスで受け取り可能。
今後も引き続き、フルタイムシステムがクリーニング業者や食品配達業者など提携先を順次拡大し、居住者の利便性をより高める予定だという。