【ニュース】 近鉄・都ホテルズとブラックストーン、今年3月に締結した基本合意書に基づき、都ホテル京都八条など国内8ホテルの合弁事業を10月1日より開始 大阪府大阪市
2021.10.04
近鉄グループでホテル事業を手掛ける株式会社近鉄・都ホテルズ(大阪市天王寺区、西村隆至社長)とブラックストーン(本社:米国ニューヨーク州)は、今年3月に締結した基本合意書に基づき、都ホテル京都八条(京都市南区)など国内8ホテルの合弁事業を10月1日より開始した。
同合弁事業は、国内外24箇所で近鉄グループが経営・運営するホテル・旅館のうち8ホテルを、ブラックストーンと近鉄グループが出資する特定目的会社が取得し、近鉄・都ホテルズがその運営(オペレーション)を受託するもの。
130年以上の歴史と伝統に培われた「都ホテル」ブランドとオペレーションに関するノウハウを持つ近鉄・都ホテルズと、世界最大級の不動産資産運用会社で、ヒルトン・ワールドワイドやラスベガスのカジノリゾートベラッジオなど、ホテル事業への豊富な投資実績とホテル経営の知見を持つブラックストーンが、運営者と所有者として8ホテルの事業を共同で展開することにより、各ホテルの価値最大化を図るとしている。
また、同合弁事業対象の8ホテル以外で、近鉄グループが所有・経営・運営するウェスティン都ホテル京都(京都市東山区)・志摩観光ホテル(三重県志摩市)・大阪マリオット都ホテル(大阪市阿倍野区)など計16ホテルについても、近鉄グループとブラックストーンとの間で、アフターコロナを見据え、エリア戦略をはじめ、事業価値の向上に向けたパートナーシップの構築に取り組み、両社の持続的でグローバルな発展を目指すという。