【ニュース】 京都芸術大学と松江観光協会、美保神社の門前町で開催中のライトアップイベントに学生が制作する「ねぶた」を10月8日より展示 島根県松江市
2021.10.01
学校法人瓜生山学園京都芸術大学(京都市左京区、吉川左紀子学長)と一般社団法人松江観光協会(島根県松江市、鷦鷯順(ささきじゅん)会長)は、美保神社(島根県松江市)の門前町にある青石畳通りで開催中のライトアップイベントで、同大学の名物授業となっている、学生が制作する「ねぶた」を2021年10月8日より展示する。
同大学と同協会は2015年より、毎年連携し、松江市のライトアップ事業「松江水燈路」の中で地元市民と共に「ねぶた(オブジェ)」を作り上げるプロジェクトを行ってきた。
これまではねぶたを地元市民と共同で作り上げ、モノづくりを通したチームワークの形成など、同大学の授業内のノウハウを地域交流に活かし、観光イベントの盛り上げに一役かってきたという。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、共同でねぶたを作る事は出来なかったが、今年の舞台となる松江市美保関町にちなんだねぶた作品を同協会美保関町支部主催によるイベント「青石畳通りライトアップ」で展示する。
ゑびす様の総本山・美保神社の門前町からの参拝道「青石畳通り」は、滞在型観光の推進を図るため、7月~11月の毎週金曜・土曜日・祝日の前日(雨天中止)に藍染の灯籠の灯りでライトアップを行っている。
展示するねぶたのデザインは、江戸時代後期に美保関町海崎にあった捕鯨のための役所「くじら方」にちなみ、くじらのオブジェとした。
ねぶたは同大学の学内でつくり、学生が2021年10月2日・3日にかけて搬入、10月8日より「青石畳通りライトアップ」で展示する。
展示期間は2021年10月8日19時~11月27日。
ライトアップ終了後は、美保関町内でくじらの資料や文化財と一緒に展示する予定だという。