【ニュース】 千葉商科大学付属高等学校の生徒、道の駅いちかわと協同し、道の駅協力事業者を紹介したフリーペーパー「いちからいちかわ」を刊行 千葉県市川市
2021.09.28
千葉商科大学付属高等学校(千葉県市川市、浅川潤一校長)で簿記やマーケティング等を学ぶ商業科2年生59名は、道の駅いちかわ(千葉県市川市)と協同し、同道の駅の協力事業者を紹介したフリーペーパー「いちからいちかわ」を刊行した。
今秋以降、同フリーペーパー掲載企業とのコラボ商品の開発も行う予定。
同校商業科では「商品開発プロジェクト」として、授業で学ぶ商業の知識を社会で生かすことを目的に「企業の困りごとを解決する」というテーマで2017年度から様々な活動を開始。
これまで地元企業4社とコラボレーションし、商品を開発してきたという。
今年度は、同道の駅の「道の駅いちかわに新たな特産品を作ってほしい」という困りごとがテーマ。
新たに特産品を作るにあたり、まずは同道の駅周辺の松戸地区・市川地区の知見を深める必要があると考え、同道の駅に出店している企業を取材し、その内容をフリーペーパーにまとめた。
フリーペーパーの制作期間は約2カ月。
なお、同道の駅の管理運営を行う市川未来創造グループから、「休息機能」「地域の連携機能」「情報発信機能」といった道の駅の役割や同道の駅のコンセプトなどの授業を受けたうえで同取り組みを開始したという。
今秋以降のコラボ商品開発では、単に「特産品としての新商品を」という考え方ではなく、既存商品の改良や商業高校ならではの売り方・見せ方の工夫なども検討していく。
「いちからいちかわ」の発行日は2021年9月2日。
発行部数は3,000部、頁数は28頁、価格は無料。
主な配布場所は道の駅いちかわ、取材先店舗、千葉商科大学付属高校。