【ニュース】 JR東日本長野支社と信州大学、連携事業で観光振興・人材育成の授業を開講、フィールドワークやディスカッション等を実施 長野県松本市
2021.09.14
東日本旅客鉄道株式会社長野支社(長野県長野市)と国立大学法人信州大学(長野県松本市、濱田州博学長)は、観光産業への関心を高め、観光人材の育成を目的とした連携事業として授業を開講する。
講座名は2021年度「課題解決実践ゼミ」(全学横断特別教育プログラム ローカル・イノベーター養成コース スタートアップ授業)。
JR「松本」駅を起点とした地域の観光づくりについて、信州大学の学生とJR東日本長野支社社員が連携し、フィールドワークやディスカッション等を実施、課題解決に向けて取り組むとしている。
授業のテーマは、「駅の価値創造」「沿線の観光素材の掘り起こし」「列車を活用した観光訴求」「コロナ禍における新しい旅のスタイル推進」など。
授業はProblem/Project Based Learning:PBL方式で実施し、リアルな現場で問題の発見、課題設定、課題解決を行いながら、知識を実践的に活用する学びを行う。
知識の獲得で、観光に携わる外部講師(実務者)を招聘し、先進的な取り組みや分析視点を学ぶとしている。
学生らは、テーマごとにチームを形成し、授業時間外でのフィールド調査分析を行い、最終的に課題解決プログラムを報告会(2022年2月15日開催予定)で提案するという。
実施時期は2021年度後期(2021年9月~2022年2月)、参加学生は16名程度。