2021.09.08
関西エアポート神戸株式会社（神戸市中央区、山谷佳之社長）は、同社が運営する神戸空港（神戸市中央区）で、複数の遠隔対話ロボットによる案内・接客等の実証実験を2021年9月17日より実施する。

同実証実験は、株式会社サイバーエージェントの研究開発組織
「AI Lab」と大阪大学大学院基礎工学研究科により、ムーンショット型研究開発事業の一環となる「ロボットによる次世代サービスの実現」をテーマとした実証プロジェクトとして行われるもの。

ムーンショット型研究開発事業とは、超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標（ムーンショット目標）を国が設定、挑戦的な研究開発を推進する制度。

今回の実証実験では、空港各所に設置された遠隔対話ロボットを通して来場客の案内・接客を行い、隅々まで行き届いた「おもてなし」を行うとともに、空港内の回遊を促進することで、より一層の来場客の満足度向上・顧客体験の創出を目指す。
10体のロボットを空港内の様々な箇所に設置し、2名のスタッフがロボットを通して遠隔で案内やお勧めのメニューの紹介などを行うとしている。

実証実験の実施期間は2021年9月17日～26日。
実施場所は神戸空港ターミナルビル2～3階。
主催は株式会社サイバーエージェント・国立大学法人大阪大学大学院基礎工学研究科、協力は関西エアポート神戸株式会社。
その他、期間中は同ターミナルビル1階到着フロアで約10体のロボットによる出迎え（Welcomingコンテンツの実演）も合わせて実施する。