【ニュース】 根羽村、互助による暮らし心地の向上と新たな地域振興を目的に交流拠点「くりや」をオープン 長野県根羽村

2021.07.26
長野県根羽村(大久保憲一村長)は7月22日、互助による暮らし心地の向上と新たな地域振興を目的に、交流拠点「くりや」をオープンした。
指定管理者は一般社団法人ねばのもり(長野県根羽村、杉山泰彦代表理事)。

同交流拠点には、Wi-fi環境が完備されたテレワーク設備、ワークショップスペース、飲食営業も可能なシェアキッチン・コインランドリーなどを常設。
村民同士の交流や村民による自発的チャレンジから新たな地域振興の種が生まれていくことを目指す。

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公共交通機関が通っていない同村は、村民同士が支え合って生きる共助の考えや、同村役場が中心となって村民の課題を解決していく公助の考えが古くから根付いている地域。
しかし、人口の減少や高齢化率が50%以上を超える高齢化などに伴い、助けを必要とする村内人口の割合が増える一方、役場職員の数は年々減少しており、助けを提供できる人材の不足が顕著となっていることが同村の課題の1つとなっていた。

今回オープンした同交流拠点では、村民同士の交流数の増加による互助機会の増加、働き方の多様性を生み出すことによるコミュニティ活動人材の増加、子育て環境の向上による若者世代の移住定住効果などを目指すという。