【ニュース】 佐賀市、三重津海軍所跡が日本船舶海洋工学会による「ふね遺産」に認定、佐賀県内では初 佐賀県佐賀市

2021.07.07
佐賀市(秀島敏行市長)は、同市の三重津海軍所跡が「ふね遺産」に認定されたと発表した。

「ふね遺産」は、公益社団法人日本船舶海洋工学会が平成28年に開始した事業。
これまでに32件が認定されており、今回、三重津海軍所跡を含む7件が新たに認定された。
佐賀県内では初の認定となる。

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三重津海軍所跡は、幕末佐賀藩の洋式海軍の拠点で、平成25年3月に史跡に登録。
平成27年7月に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の1つにもなっている。

同市では今年1月、第5回ふね遺産認定に向け、推薦書を提出。
5月18日のふね遺産審査委員会の開催を経て、7月5日に同学会ホームページで認定が公表された。
なお同市では、今年9月下旬に開館予定の「佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館」で、認定証等の「お披露目」を計画しているという。