【ニュース】 西鉄バス北九州、恒見~小倉間で新たに連節バスの運行を7月31日より開始、合わせて弥生が丘・昭和池エリア、安部山公園エリアの路線を再編 福岡県北九州市

2021.07.07
西鉄バス北九州株式会社(北九州市小倉北区、安田堅太郎社長)は、2021年7月31日より、恒見~小倉間(恒見ルート)で新たに連節バスの運行を開始、合わせて弥生が丘・昭和池エリア、安部山公園エリアの路線を再編する。

同社は、北九州市と協働で、人口減少・高齢化社会に対応した持続可能な公共交通ネットワークの再構築のため、「拠点間BRT」の導入に取り組んでいる。
BRTとは、連節バスの導入やバス専用道、バス専用レーン等を整備することで、速達性・定時性の確保や輸送能力の増大が可能となる高次の機能を備えたバスシステム。
北九州地区では、「拠点間BRT」として、都心部と郊外部を連節バスで結び、各エリアへ向かう路線バスとの乗継を強化することで、公共交通の利便性向上を目指している。

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今回は、北九州市の幹線区間となっている恒見(門司区)~寺迫口(小倉南区)~小倉・砂津(小倉北区)間に連節バス3台を導入し、同区間を特別快速系統(行先番号:特快10番)で1日12往復運行する。
合わせて、周辺地域(弥生が丘・昭和池エリア、安部山公園エリア)のバス路線再編を実施し、連節バスをはじめとする幹線区間のバス路線との乗り継ぎや、JR「下曽根」駅での鉄道との乗り継ぎ利便性向上を図るとしている。

連節バスの車両デザインは、安部山公園をはじめとする小倉南区の公園に数多く見られる桜をイメージしたピンク色で、沿線の街のシンボルでありたいという思いを込めたという。

連節バス恒見ルートの運行開始日は2021年7月31日。
運行台数は3台(「CITARO-G」メルセデス・ベンツ製)。
運行便数は恒見~小倉間1日12往復(平日・土曜・日祝)。
運賃は通常の路線バスと同額(例:恒見営業所~小倉駅バスセンター間410円)。