【ニュース】 東武鉄道、栃木県内に所有する森林の間伐作業で発生した木材を使用し、日光・鬼怒川エリアの活性化に活用 栃木県日光市

2021.05.12
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、根津嘉澄社長)は、同社が栃木県内に所有する森林の間伐作業で発生した木材を使用し、日光・鬼怒川エリアの活性化に活用する。

今回は、間伐材を活用してベンチを制作し、SLが走る日光・鬼怒川エリアの風景を楽しめる場所に設置できる人に寄贈。
寄贈先については、条件を満たせば、個人・企業・団体の別は問わないとしている。
ベンチの制作にあたっては、日光市の木材関連業者などで構成される地元の人々(協同組合無垢の会)が協力するという。

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寄贈先の募集条件は、東武鬼怒川線・東武日光線沿線でSL大樹が見える場所に設置できること、設置後の管理・運営ができること(3年以上)。
申込受付期間は2021年7月31日まで。
設置した場合は、設置場所を同社公式ホームページやパンフレット等で紹介する。

なお同社は、宇都宮市の社有林では、森林整備によるCO2吸収量について環境省が地球温暖化対策のために創設したJ-VER制度を活用、オフセット・クレジット(J-VER)の認証を取得。
取得したオフセット・クレジットは、東武トップツアーズ主催ツアー等で発生するCO2排出量とのオフセット(埋め合わせ)に利用している。