【ニュース】 kenmaと深緑茶房、新たな伊勢茶の楽しみ方を提案する店舗をオープン、ニューノーマルの茶屋スタイルをデザイン 愛知県名古屋市

2021.05.11
デザインや戦略立案を手掛ける株式会社kenma(東京都新宿区、今井裕平社長)と老舗茶農家の有限会社深緑茶房(三重県松阪市、松倉大輔代表)は5月10日、新たな伊勢茶の楽しみ方を提案する「CHA-NOVATIVE Cafe&Store mirume」(名古屋市西区)をオープンした。

店名の「mirume」は伊勢の言葉で「若い芽」を意味する。
出店場所は、コロナ禍以前は多くの外国人や地元名古屋の人々で賑わっていた商店街の一角。

店舗は、コーヒースタンドのようにお茶を気軽にオープンカウンターで飲んでもらえるように企画した。
スタッフがオープンカウンターで接客し販売、3密にならない新型コロナウィルス感染対策を活かした、withコロナの新しい店舗設計としている。

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同店では、若い人に気楽に上質な日本茶を楽しんでもらうため、新商品「朝ボトル」を発売。
コーヒー感覚で楽しんでもらいたいとの想いから企画した。
コロナ禍で出社をする通勤客を応援するため、オープンカウンターで平日朝8〜10時に限定販売する(水曜日定休)。
ペットボトルやティーバッグのお茶では味わえない、茶葉入り水出し伊勢茶は、オフィスなどで水を淹れて飲むことで、合計3回おいしく飲むことができるという。
価格は税込300円。

さらに、コロナ禍の疲れを癒す日本茶エスプレッソ「mute(ミュート)」も実店舗と公式サイトで販売。
「mute」は、伝統的な「(S)しずく茶」をよりカジュアルに、若い世代にも楽しめるように再デザインしたもの。
「(S)しずく茶」とは急須ではなく皿に茶葉を広げ、少量の水でお茶を抽出する飲み方(茶の文化館の商標登録)で、煎茶道の「すすり茶」のこと。
上質な茶葉の凝縮された旨味をじっくりと五感で味わうことができ、喉を潤す飲料ではない癒し体験ができるという。
価格は税込300円。

「CHA-NOVATIVE Cafe&Store mirume」の所在地は名古屋市西区那古野1丁目36-57。