【ニュース】 JR九州、鹿児島中央駅西口地区のⅠ期開発で商業・オフィスビルと立体駐車場で構成する複合施設を計画 鹿児島県鹿児島市

2021.04.30
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)はこのほど、鹿児島中央駅西口地区(鹿児島県鹿児島市)の「まちづくり」の核となる、新たな開発計画の概要を発表した。

同計画では、JR「鹿児島中央」駅と直結した、地上10階建ての商業・オフィスビルと立体駐車場で構成する複合施設をⅠ期開発とし、2023年春の開業を目指す。
Ⅱ期開発では、定住人口の増加によるにぎわいの拡大を目指し、住居等の開発を計画。
また、鹿児島市等により実施予定の道路整備計画とも連携、地域交通の課題解決や歩行者空間の整備によるにぎわいの創出も目指すという。

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Ⅰ期開発では、鹿児島中央駅直結の高い利便性を活かし、オフィス賃貸面積約4,000坪(1フロアあたり約600坪)の鹿児島エリア最大級のオフィスビルを整備。
BCP対策や感染症対策、環境負荷軽減(脱炭素)対応、ICTの活用を行い、鹿児島エリア最新鋭の施設を目指す。
合わせてオフィスワーカーにとって日常を彩る利便性の高い商業施設を整備し、地域のにぎわいの拡大に努めるとしている。

開発敷地面積は9,500㎡(Ⅰ期開発6,500㎡・Ⅱ期開発3,000㎡)。

Ⅰ期開発(商業・オフィスビル・立体駐車場)の所在地は鹿児島県鹿児島市武1丁目2番1号他。
延床面積は2万5,400㎡、建物規模は地上10階建て。
用途はオフィス(4階~10階、賃貸面積1万3,500㎡)、商業施設(1階~3階、店舗面積4,000㎡)。
立体駐車場240台(ビル直結、5層6段を予定)。