【ニュース】 イノベーションパートナーズと和多屋別荘など、東京からサテライトオフィスを4社同時誘致、協定締結式を実施 佐賀県嬉野市

2021.04.23
Webプロモーション事業・地方創生事業・メディア事業等を手掛ける株式会社イノベーションパートナーズ(東京都港区、本田晋一郎社長)は、嬉野温泉の老舗旅館・和多屋別荘(佐賀県嬉野市、小原嘉元代表)とともにサテライトオフィスを誘致、このほど、東京に本社を構える4社が同時に嬉野市(村上大祐市長)への進出を決定した。

同市と進出4社は、進出協定締結式と「“DX脳”カンファレンス」を4月20日に開催。
締結式終了後は、イノベーションパートナーズの本田社長がファシリテーターを務めた「“DX脳”カンファレンス」で、山口祥義佐賀県知事が「“DX脳”」について説明、進出4社・和多屋別荘・佐賀県・嬉野市としての取り組みや展望についてトークが繰り広げられた。

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同カンファレンスで、和多屋別荘の小原代表は「これまで1泊2泊に最適化した敷地(和多屋別荘)ではあるものの、それだけでやっていく必要はなく、ワーカーに最強インフラやホスピタリティを提供できる場として、“適したものの幅を広げていく”ことが、必要であることをこのコロナ禍で改めて実感した。今後17室の客室をイノベーションパートナーズとともに整備し、2022年12月までに
10社の誘致とワーカー100~150名を想定するほか、ボディケアなどツーリストや地域住民にも提供するコンテンツを用意し、お茶と本が楽しめるような図書館も新たに開設する構想がある。」と話した。

これに対し、山口佐賀県知事はからは「規定概念を壊せる人がいるからこそ場ができる、これこそまさに“DX脳”である。こういった土壌を佐賀県内にどんどん作っていきたい。」と意気込みを語った。

また、村上嬉野市長は「2022年新幹線開業にあわせ、市民の声を基に作成された嬉野絵巻を基に、仕事そのものの考え方を変えるクリエイティブな方々が集まることで、新たな価値を作る推進力になる、という未来図を描いていたが、まさにその形がこの4社をお迎えしたことでこんなにも早く実現するとは思わなかった。」とコメントしている。