【ニュース】 全線開業50周年の立山黒部アルペンルート、2021年度の営業を再開、「雪の大谷」は高さが14mに 富山県富山市

2021.04.16
富山県と長野県とを結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(運営:立山黒部貫光株式会社、富山県富山市、見角要社長)は4月15日、2021年度の営業を再開した。
2021年度の営業期間は2021年4月15日~11月30日。
今年の「雪の大谷」は、高さが14mに達しているという。

「雪の大谷」とは、立山黒部アルペンルートの最高所・標高2,450mの室堂で雪が吹きだまる「大谷」付近を除雪してできる雪の壁。
全線開業50周年の今年は、バスが通過する道路上に1車線のみ除雪された区間を整備し、「開業当初の雪の大谷」を特別に再現した。

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立山黒部アルペンルートとは、中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート。
富山県の立山駅から長野県の扇沢駅間は、雪の大谷の中を駆け抜ける「立山高原バス」や現在日本で唯一運行しているトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」などの様々な乗りものを乗り継いで移動することができ、大自然の絶景を気軽に楽しむことができるという。

立山黒部アルペンルート全線開業50周年を迎える今年は、2021年6月22日まで開催する記念イベント「2021完全再現!雪の大谷メモリアルウォーク」や、50周年記念きっぷの販売などを実施。

さらに全線開業日の6月1日には、アルペンルートオリジナル商品、立山地ビール「星の空」の新味を発売。
「オリジナル」「ブラック」に続く星の空3種目「プレミアム」の発売を記念し、プレゼントキャンペーンも実施するという。