【ニュース】 JR「松戸」駅前で新たな商店街「Mism」が誕生、松戸駅周辺での新たな商店街発足は20年ぶり 千葉県松戸市

2021.04.08
JR常磐線「松戸」駅前で、新たな商店街「Mism(エムイズム、正式名称:松戸ネオ商店会)」(千葉県松戸市)が誕生、2021年3月1日に正式始動した。
松戸駅周辺での新たな商店街発足は20年ぶりとなる。

同商店街は、全長4m内に位置する中心店舗2店に加え、近隣エリアに点在する協力店舗4店、1事業者の計7社で構成(2021年4月5日時点)。
メイン通りに位置する2店舗、古平賢志オーナーの飲食店・ワインバー「Tiny Kitchen & Counter」と、リノ・センレワオーナーのテイクアウト専門カフェ「Mahameru Coffee 東口」を中心とした、個人商店同士の結びつき(ネットワーク)を重視したコンセプト型商店街だという。
メインの2店舗間は全長4mと短いが、協力店とは最大2kmも離れており、回遊を楽しめる立地となっている。

商店街は近年、郊外の大規模小売店の出店による市街中心地の空洞化などにより、厳しい業況となっているが、同商店街は、既存の体制とは異なる「ism(主義)」による、つながりを重視した商店街とすることで、地域の商業を盛り上げる趣旨で活動を進める予定。

同商店街を構成する6店は、老舗から新進気鋭の店舗まで、いずれも個性的な店舗で、店主の平均年齢も40歳と若く、それぞれ独創的でこだわりのある経営手腕が反映された店舗は、老若男女問わず地元住民から親しまれているという。

3月1日~28日に実施した「商店会発足記念キャンペーン」では、各店舗が無料配布するマップカードを全て集めると、「Tiny
Kitchen & Counter」の古平オーナーがデザインしたオリジナルふんどしがもらえるカードラリーを開催。
同キャンペーンは好評となり、各店の熱心なファンたちが商店を巡り、用意したふんどし50着は全て提供終了となった。
なおふんどしのデザインには、「花(千葉大学園芸学部)」「鳥居(松戸神社)」など、松戸を連想するものを潜ませたという。