【ニュース】 日鉄興和不動産と600、ニューノーマルに対応するマンション専用無人ストア「Store600」を開発、設置展開を開始 東京都港区

2021.04.05
日鉄興和不動産株式会社(東京都港区、今泉泰彦社長)と600株式会社(東京都千代田区、久保渓社長)は、600が運営する「無人コンビニ 600(ろっぴゃく)」をアップデートし、ニューノーマルに対応する暮らしに適した、マンション専用無人ストア「Store
600」として開発、設置展開を開始した。

両社は、2019年にマンション初となる「リビオレゾン板橋本町ステーションサイド」(東京都板橋区)への「無人コンビニ 600」導入を機に、マンション居住者への最適商品の提供や検証を実施してきた。
居住者から一定の評価を得られたことから、両社は2020年3月に資本業務提携を締結、以後、日鉄興和不動産が開発する集合住宅に全数設置(当初は首都圏のみ)する方針で協業を展開している。

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オフィスやマンションを中心に導入されている「無人コンビニ
600」は、3,000種類以上の商品ラインナップから、設置場所のニーズに合わせた商品の提供が可能。
利用者は専用端末にクレジットカードを通し、商品を取り出すだけで自動的にクレジット決済され、キャッシュレスで商品を購入することができる。
一方で、新型コロナウイルスの影響などにより、マンション居住者のライフスタイルやニーズが多様化している社会的背景、また従来の「無人コンビニ 600」はマンションに設置する上での意匠性・商品ラインナップなどの課題があったという。

今回は、マンションに設置する無人ストアとして最適化されたサービスを提供するため、マンション専用の無人ストア「Store600」を共同で開発。
冷蔵機能を廃止し、結露の課題を解消、加えて、補充オペレーションの難易度が低下したことにより、管理人による補充や外部サービサーによる補充が可能となり、設置コストの抑制や、600が配送できない首都圏以外のエリアへの展開が可能になったとしてる。
2021年中に、関西地区・九州地区で日鉄興和不動産が開発するマンションにも設置を開始する予定。