【ニュース】 大和ハウス工業、大規模複合開発プロジェクト「船橋グランオアシス」が完成、「施工」から「暮らし」まで実質再生可能エネルギー電気を100%供給 千葉県船橋市
2021.04.02
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)は3月31日、分譲マンション・賃貸住宅・戸建分譲住宅・商業施設で構成する「船橋グランオアシス」(千葉県船橋市)を完成した。
同プロジェクトは、2018年8月より「AGCテクノグラス中山事業場」(千葉県船橋市)跡地で、北側に分譲マンション(571戸・
11階建て)、賃貸住宅(低層:39戸・3階建て、中高層:223戸・11階建て)を配置、南西側に戸建分譲住宅街区26区画、南側に商業施設街区を建設した、事業面積5万7,456.19㎡(東京ドーム約1.2個分)の大規模複合開発プロジェクト。
日本初となる、「施工」から「暮らし」まで、実質再生可能エネルギー電気を100%供給するまちが完成したという。
「AGCテクノグラス中山事業場」跡地は、JR総武線「船橋」駅より2.5km圏内、東武アーバンパークライン(野田線)「塚田」駅より徒歩4分の立地。
同プロジェクトでは、同社の環境エネルギー事業本部等を通じ、戸建分譲住宅や分譲マンション、賃貸住宅で、入居者が利用する電気だけでなく、共用部や街灯の電気等も再エネ電気のみを供給するとともに、居住街区と商業施設での施工時の工事用電源にも再エネ電気を利用した。
供給する再エネ電気は、同社グループが全国で管理・運営する394カ所(発電容量約446MW)の再生可能エネルギー発電所のうち、2018年10月より本格稼働した岐阜県飛騨市の「菅沼水力発電所(発電出力約2MW)」で発電した電気を中心に供給するという。
「船橋グランオアシス」の所在地は千葉県船橋市行田1丁目50、交通は東武アーバンパークライン(野田線)「塚田」駅より徒歩4分。
事業面積は5万7,456.19㎡、敷地面積は4万7,601.38㎡。
総工期は2018年8月~2021年3月。
総事業費は約260億円。