【ニュース】 阪神電気鉄道と阪急阪神不動産、阪神本線「石屋川」駅東側の高架下で学童保育施設を竣工、4月1日に開業 兵庫県神戸市
2021.03.24
阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、秦雅夫社長)と阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区、諸冨隆一社長)は、阪神本線「石屋川」駅(神戸市灘区)東側の高架下で建設していた学童保育施設(事業者:神戸市、運営受託者:特定非営利活動法人みかげ元気っ子)を3月23日に竣工、2021年4月1日に開業する。
同施設の所在する神戸市東灘区では、共働き世帯が増加していることから、子供たちが放課後に安心・安全に過ごすことができる環境のニーズが高まっているという。
こうした中、神戸市から要請を受けた両社は、近隣住民の生活利便性を高めるため、同施設を建設することとした。
同施設では木造建築を採用、木造の文教・保育施設の建設で多くの実績がある三井ホーム株式会社(東京都新宿区、池田明社長)が設計・施工した。
木造建築は、建築時のCO2排出量が少なく、また室内の湿度を調節する機能もあり、人と地球環境にやさしいことから近年注目を集めているほか、RC造などよりも軽量で、高架下の基礎や地盤に与える影響も緩和できるとしている。
学童保育施設の所在地は神戸市東灘区御影石町2丁目244の一部。
延床面積は約230㎡。
構造・規模は木造・平屋建て。