【ニュース】 阪急電鉄と阪急阪神不動産、阪急西宮ガーデンズ本館西側で商業・オフィス・賃貸住宅の複合施設計画に着手、竣工予定は2023年8月末 兵庫県西宮市
2021.03.23
阪急電鉄株式会社(大阪市北区、杉山健博社長)と阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区、諸冨隆一代表)は、阪急西宮ガーデンズ本館(兵庫県西宮市)西側で、地上14階建ての複合施設計画「(仮称)阪急西宮ガーデンズ西側土地開発計画」に着手する。
同計画は、低層階を商業施設、中層階をオフィス、上層階を賃貸住宅で構成し、3階部分で歩行者デッキに接続するというもの。
これまで西宮北口駅南東エリアでは、2008年に阪急西宮ガーデンズ本館を開業して以来、2018年秋に同別館、同ゲート館を順次開業してきた。
今回の同計画は、同エリアの大規模開発の締めくくりとなる。
竣工は2023年8月末の予定で、2021年3月より既存駐輪場・駐車場の解体等の準備工事を開始、2021年6月に新築工事に着手する予定。
計画地は、阪急西宮ガーデンズ本館西側の阪急今津線沿いに位置し、同本館・同ゲート館・同別館のコンセプト「阪神間の豊かな自然環境との調和」を踏襲、一体的な街づくりを目指して整備を進める。
同施設のうち、1階と、歩行者デッキとの接続フロアとなる3階は飲食・物販・サービス店舗等が入居する商業施設で構成(1・2階には約650台の駐輪場を設置予定)。
あわせて、4階~9階の中層階を教育関連施設等の来店型テナントが入居するオフィスとすることで、生活利便性の向上と賑わいの創出を図る。
新たなワークスタイルに対応したサテライトオフィスについても検討を進めているという。
10階~14階の上層階は、単身世帯を主なターゲットとした賃貸住宅(112戸)とし、地域や沿線の活性化に寄与する計画とする。
「(仮称)阪急西宮ガーデンズ西側土地開発計画」の所在地は兵庫県西宮市高松町544他(地番)。
敷地面積は2,998.15㎡、延床面積は1万8,336.65㎡。
工事期間(準備工事を含む)は2021年3月1日~2023年8月末(予定)。