【ニュース】 「大崎駅西口F南地区第一種市街地再開発事業」で再開発組合設立、約460戸の都市型住宅を中心に保育所・店舗・公共施設等を整備 東京都品川区
2021.03.16
大崎駅西口F南地区市街地再開発組合(東京都品川区、小原眞吾理事長)は、品川区大崎三丁目地内(一部、二丁目地内)で事業を推進する「大崎西口F南地区市街地再開発事業」で、3月5日付で東京都知事より市街地再開発組合の設立認可を受け、3月14日に再開発組合を設立した。
同地区は、JR山手線「大崎」駅西口の駅前に位置し、老朽化した小規模な木造住宅・集合住宅・店舗併用建物等が混在するエリア。
狭隘道路による防災上の課題、広場や緑地等のオープンスペースの不足がみられることから、副都心にふさわしい都市機能の更新と、安全で快適な都市環境の形成が急務となっていたという。
同事業では、住友不動産株式会社(東京都新宿区、仁島浩順社長)が事業協力者として事業推進に協力していたが、今後は正式に参加組合員として同事業に参画する。
同事業では、歩行者デッキ等の整備により、JR「大崎」駅を中心とする歩行者ネットワークを形成。
都市型住宅(約460戸)を中心に、建物低層部には保育所・店舗等の生活支援機能を導入し、地域コミュニティ形成に寄与する公共施設等の整備により、都心居住環境の向上を図る。
合わせて、隣接する居木神社に面し、憩いの場となるまとまった広場状空地(約1,000㎡)を整備。
建物内に地域向けの防災倉庫や災害時の一時避難所を設け、地域の防災性向上にも寄与するという。
敷地面積は約5,050㎡、延床面積は約5万3,111㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造)、地上35階・地下3階。
用途は住宅・事務所・店舗・保育所・公益施設・駐車場等。