【ニュース】 添田町とJR九州、JR日田彦山線のBRTによる復旧に伴い「彦山」駅の現駅舎撤去を決定 福岡県添田町
2021.03.16
福岡県添田町(寺西明男町長)と九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)は、JR日田彦山線「彦山」駅(福岡県添田町)の現駅舎撤去を決定した。
JR日田彦山線の「添田」駅~「夜明」駅間の復旧については、BRT(バス高速輸送システム)で復旧することが令和2年7月16日の第6回日田彦山線復旧会議で決定している。
復旧にあたっては、「添田」駅~「彦山」駅間は一般道を走行、「彦山」駅~「宝珠山」駅間をBRT専用道としており、駅以外の停留所新設や駅周辺整備などを行う。
現在の同駅は、築80年が経過し老朽化が進んでおり、将来にわたって維持し続けることが困難であること、また、駅舎の基礎まで撤去することにより、ホームまでの段差がなくなり、利用しやすくなること、駅前広場が広く活用できることなどの理由から撤去を決定した。
駅舎撤去後は、桜を残した整備、イベントスペースや大型バスなども駐車できる駐車場としての利用も可能な広さの駅前広場の整備、既存の休憩所と一体となるような待合所の整備など、両者で協力しながら、魅力ある同駅となるための整備を計画していくとしている。