【ニュース】 デベロップと酒田市、有事の際に被災地に駆けつける「レスキューホテル」で災害協定を3月23日に締結 山形県酒田市

2021.03.16
コンテナホテルを運営する株式会社デベロップ(千葉県市川市、岡村健史代表)と酒田市(丸山至市長)は、災害など有事の際に被災地に駆けつける「レスキューホテル」の出動に係る災害協定を
2021年3月23日に締結する。

レスキューホテルとは、デベロップが開発・運営するコンテナホテルの移動性やフレキシビリティを活かし、平時にはホテルとして運営する客室を、災害など有事の際に被災地などにすみやかに移設するソリューションの名称。
東北地方では初の協定締結となる。

「レスキューホテル」の平時の姿であるコンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズは、建築用コンテナモジュールを利用した1棟1客室型の宿泊施設。
1室13㎡というコンパクトな客室ながらも、隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシーに優れているほか、上質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍庫付冷蔵庫、電子レンジ、空気清浄機を全室に装備するなど、長期の連泊でも快適に過ごせる空間が好評を得ており、栃木・群馬・千葉・茨城・愛知・岡山・沖縄で
28店932室が稼働している(開業準備中の店舗を含む)。

今回の協定締結で同市は、日本海地震を始めとする自然災害の備えとしてだけでなく、医療従事者休憩所の迅速な設置といったコロナ禍対策での実績にも大きな期待を寄せているという。

災害協定締結式は2021年3月23日に酒田市役所で実施する予定。