【ニュース】 三菱地所と下田市、旧樋村医院をリノベーション、ワーケーションオフィス「WORK×ation Site 伊豆下田」として2021年夏にグランドオープン 静岡県下田市

2021.03.10
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)は、下田市(松木正一郎市長)所有の指定文化財「下田御番所跡」に建つ旧樋村医院を賃借、リノベーションを行い、ワーケーションオフィス「WORK×ation Site 伊豆下田」として2021年夏にグランドオープンする。
同社と同市は、同施設の開設・運営にあたり、包括協定を締結、相互に連携・協力し、同事業に取り組むという。

同社は2018年8月よりワーケーション事業を展開、「イノベーション創出特化型オフィス」として位置付け、これまでにもフレキシブルなワークスタイルに対応する商品・サービスの拡充に努めてきた。
今回グランドオープンする同施設は、2019年5月開業の和歌山県・南紀白浜、2020年7月開業の長野県・軽井沢、2021年5月開業予定の静岡県・熱海に続く4拠点目のワーケーションオフィスとなる。

03101100

同施設の立地は、JR「東京」駅から観光特急列車「サフィール踊り子」で直通、伊豆急行線「伊豆急下田」駅徒歩圏内の大浦海岸沿い。
飲食店が並ぶペリーロードや宿泊施設も至近で、温泉や釣り、サーフィンなど多彩なアクティビティもあり、1週間以上の中長期利用にも適しているという。

建物は、歴史ある下田の情緒を残すまち並みと、下田市指定文化財「下田御番所跡」に建つ旧樋村医院のモダン建築との融合を図り、リノベーションする。
1階・2階それぞれにワークスペースとキッチンを用意、各ワークスペースのオフィス家具を屋外に持ち出し、庭や3階の屋上テラスもワークスペースとして利用可能。
施設敷地内には約180㎡の専用庭を完備、地元企業の株式会社
VILLAGE INC(静岡県下田市、橋村和徳代表)と連携し、食材デリバリーやBBQプランの提案など、多彩な食のメニューも提供する予定だという。

「WORK×ation Site 伊豆下田」の所在地は静岡県下田市3丁目
1094番1、交通は伊豆急行線「伊豆急下田」駅より車で約6分(徒歩約20分)。
延床面積は約275㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上3階。
施設構成は執務室2室(約79㎡・約58㎡)、BBQスペース(約
180㎡)。