2021.03.05
東日本旅客鉄道株式会社（東京都渋谷区、深澤祐二社長）・JR東日本スタートアップ株式会社（東京都港区、柴田裕社長）・株式会社ABAL（東京都渋谷区、尾小山良哉社長）・株式会社NTTドコモ（東京都千代田区、井伊基之社長）の4社は、2021年3月17日～
28日の期間、JR「東京」駅に隣接する「JAPAN RAIL CAFE」（東京都千代田区）で、VR技術と5Gを活用した未来の物産展の仕組み「Hybrid Retail Platform」の実証実験を実施する。

地方の観光・物産・食をVR技術で再現することで、移動が制限される状況でも地方の魅力を体験できる、新たな観光と小売りビジネスの形を検証するという。

今回の同実証実験では、JR東日本のターミナル駅という空間、
ABALのシステム、NTTドコモの5G通信を組み合わせ、青森県の観光・物産・食を VR技術で体験できる新しい形態の物産展「未来の物産展from青森」を実施する。

同物産展では、「Hybrid Retail Platform」により、JR「東京」駅八重洲中央口外「JAPAN RAIL CAFE」内特設コーナーに、青森県の観光名所を5階建ての建物としてVR空間に再現。
ユーザーは、VRゴーグルを装着することでVR空間内に入り、青森県を旅する。
ABALの「多階層空間移動」技術により、ユーザーはVR内のエレベーターに乗って各フロアに移動、VRコンテンツを楽しむことができるという。
フロアは、青森ねぶた祭・弘前城の桜・奥入瀬渓流・岩木山（津軽富士）・A-FACTORY（エーファクトリー：シードル工房）の5種類。

また、今回の実証実験では、同県の地産品やご当地グルメを購入できるVRショッピングの仕掛けも用意。
VR内で選択した地産品やご当地グルメは、VR体験終了後、
「JAPAN RAIL CAFE」内で決済、商品を受け取ることや物産展限定メニューの飲食をその場で楽しむこともできるとしている。

実証実験の開催日時は2021年3月17日〜28日の11時～19時。
開催場所はJR「東京」駅八重洲中央口外「JAPAN RAIL CAFE」内特設コーナー。
参加方法は特設コーナーからVRゴーグルを装着（体験は無料、物販・飲食は有料）。