【ニュース】 佐川急便とJR北海道、北海道新幹線を活用した貨客混載輸送の進捗状況を発表、2021年1月に実車検証を公開予定 北海道札幌市
2020.12.25
佐川急便株式会社(京都市南区、本村正秀社長)と北海道旅客鉄道株式会社(札幌市中央区、島田修社長)は12月24日、北海道新幹線を活用した貨客混載輸送の事業化に向けた進捗状況を発表した。
両社は今年2月13日付で同取り組みの検討状況について発表、3月上旬に報道関係者へ実車検証を公開する予定で告知していたが、新型コロナウイルスの影響により延期。
今回、改めて実車検証の公開を行う。
実車検証の公開は2021年1月下旬の予定(新型コロナウイルスの感染拡大状況等によっては中止する場合あり)。
佐川急便では、北海道・本州間の輸送ネットワーク効率化による配送品質の向上を図り、これまでより短いリードタイムでの輸送を可能にする新しいサービス展開の実現を目指しており、JR北海道でも、北海道新幹線を有効活用できることから、同取り組みを検討してきた。
検討中のスキームは、北海道新幹線「新函館北斗」駅~「新青森駅」間(149km)で、客室内に宅配便荷物を収納した専用ボックスを積載し、輸送するというもの。
これにより、「翌日午後」から「翌日午前中」の配送が可能になるという。