【ニュース】 伊藤忠商事など、三井E&Sホールディングス千葉事業場内でバイオマス発電所の商業運転を開始 千葉県市原市

2020.12.18
伊藤忠商事株式会社(東京都港区、鈴木善久社長)・大阪ガス株式会社(大阪市中央区、本荘武宏社長)・株式会社三井E&Sエンジニアリング(東京都中央区、得丸茂社長)が共同出資する市原バイオマス発電株式会社(千葉県市原市、稲葉裕次社長)は12月17日、市原バイオマス発電所の商業運転を開始した。

同発電所は、三井E&Sホールディングス千葉事業場内(千葉県市原市)に位置し、燃料に木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を使用するバイオマス発電所(発電容量49.9MW)。
年間想定発電量は約3.5億キロワット時で、一般家庭約12万世帯の年間消費電力量に相当する発電規模となる。

2017年9月に事業化を決定した同発電所は、三井E&Sエンジニアリングが施工したもの。
今後、三井E&Sホールディングスのグループ会社が運転と保守、伊藤忠商事がバイオマス燃料の供給を行い、大阪ガスの発電所運営の知見を組み合わせることで、各社の強みを活かし、安定的な発電所運営を行うとしている。

市原バイオマス発電所の所在地は千葉県市原市八幡海岸通1番10(三井E&Sホールディングス千葉事業場内)。