【ニュース】 山口文化財団、熱海山口美術館を12月18日に開館、元東京藝大講師陣によるアーティスト無償育成講座を開講 静岡県熱海市

2020.12.15
ジョルジュ・ルオー、ルノワール、ピカソ、岡本太郎など世界の近現代美術品約1,700点を所蔵する山口文化財団(さいたま市大宮区、山口伸廣代表)は、熱海山口美術館(静岡県熱海市)を2020年12月18日に開館する。

同施設の展示会場は、1・2階合わせて計9つの小部屋で構成し、それぞれにテーマを設定。
西洋画から日本画、絵画だけでなく、陶器や彫刻など、様々な作品が部屋毎に分けられているのが特徴的で、アーティストの育成だけでなく、「つくる」「触れる」「人間国宝の器で抹茶が飲める」といった体験も可能だという。

同美術館では、東京藝術大学元副学長の保科豊巳名誉教授を館長に招き、同大学出身の教授陣による本格的な指導のもと、グローバルアーティストの育成講座(無償)と、一般向けの芸術教養実技講座(有償)の2つのコースを2020年4月より開講。
いずれも講座だけでなく、海外のサテライトスペースでの展覧を開催し、作家デビューできるようサポート体制を組む。
グローバルアーティスト育成コースでは、本格的に芸術作家を目指す人をサポートするため、講座代は一切無料(制作活動に必要な具材、交通費などは実費)とし、審査を通じて選考後、講座を開始、その後、海外での作家デビューをサポートするという。

「熱海山口美術館」の所在地は静岡県熱海市渚町24-1、交通はJR各線「熱海」駅よりタクシーで約9分、バスで約13分、徒歩約17分(専用駐車場無し、近隣のパーキングを利用)。