【ニュース】 片倉興産、諏訪湖畔に佇む「かたくら諏訪湖ホテル」を全面的に改装、2021年4月下旬に「かたくらシルクホテル」としてグランドオープン 長野県諏訪市

2020.12.11
片倉興産株式会社(東京都中央区、片倉康行代表)は、同社が運営する諏訪湖畔に佇む歴史ある宿「かたくら諏訪湖ホテル」(長野県諏訪市)を全面的に改装、上諏訪温泉・湖岸通りの「かたくらシルクホテル」(全10室)として2021年4月下旬にグランドオープンする。

片倉家では、明治6年(1873年)に岡谷市で片倉市助が養蚕・製絹業をはじめて以来、「この発祥は日本の国土と国民からの恩恵に他ならない」として利益の還元、地域貢献、育英事業に力を注いできた。
公共の福利厚生施設として誕生した温泉施設「片倉館」をはじめ、別邸「菊の間」・迎賓館、かたくら諏訪湖ホテルなどを運営し、こころ和む、癒しの空間を提供してきたという。
「かたくらシルクホテル」は、こうした資産を受け継ぎ、シルクや歴史を生かし、訪れた人々の心に深く刻まれるホテルを目指す。

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新ホテルでは、「地元企業・県内企業とのコラボ」「地域特性を生かしたおもてなし」を目指すホテルとして、館内の随所に地元企業が開発した什器・備品を配置する。
食材には、信州プレミアム牛や蓼科牛をはじめ、米・パン・野菜やジェラート、八ヶ岳山麓で採れた乳製品や有精卵、美容と健康にも良いとされるシルクパウダーなど地場産品を多数提供していく。

片倉家が創業以来、世界にその日本の魅力を発信し続けてきたシルクは、独特の光沢と色彩を有し、なめらかさと軽さ、そして強さを持つ天然・有機素材。
明治以降はKATAKURAブランドの日本産シルクが欧米で愛され、衣・食・住、さまざまな生活の中で、装いだけではなく美や健康にも大きな効果をもたらしてきた。
新ホテルでも、この「シルク」をコンセプトに、「特別な日、特別な時間」を提供するという。

改装にあたっては、二代片倉兼太郎が築き上げた片倉館の昭和初期の洋風建築・昭和のモダン邸宅「かたくら邸」を「かたくらシルクホテル」の随所にも施すことで、過去と未来の一体化を目指した。
館内では、江戸時代より続く片倉の歴史に触れることができる本格ホテルとして、ここでしか味わえない上質な諏訪時間を過ごせるとしている。

「かたくらシルクホテル」の所在地は長野県諏訪市湖岸通り
4-1-43。
敷地面積は約7,200㎡、建築面積は約1,150㎡。
構造・階数は鉄骨造・4階建て。
専用駐車場は20台。
客室は全10室、部屋タイプは2階客室数が5部屋(洋室5部屋)、3階客室数が4部屋(洋室3部屋・和洋室1部屋)、菊の間1部屋(販売時期については今後調整)。
収容人数は40名。
その他の施設はメインダイニング(最大収容52名)、ロビーラウンジ、2階片倉ギャラリー、3階ライブラリーラウンジ、有形文化財(迎賓館・菊の間)。