【ニュース】 有田町、町所有の古民家「旧青木邸」「小路庵」の活用や運営方法で企画コンテストを開催、PPP/PFI等の手法を活用 佐賀県有田町
2020.12.07
佐賀県有田町は、同町所有の古民家「旧青木邸」「小路庵」の今後の活用や運営方法を広く募集するため、企画コンテストを開催する。
参加申込書の提出期限は2020年12月18日17時まで。
同コンテストでは、宿泊施設や体験施設、シェアオフィスやワーケーション、展示場やコミュニティスペースなど、今後の新たな観光まちづくりや移住定住につながる施設としての活用に向けたアイデアをはじめ、施設改修や運営にかかる費用、運営団体も含め、具体的な提案を求めるというもの。
なお、「旧青木邸」については、寄贈者の青木龍山氏・清高氏の作品等の活用方法の提案も求めるとしている。
「旧青木邸」は、文化勲章受章者で日本芸術院会員だった青木龍山氏と、その長男で日展評議員等を務めた青木清高氏が自宅・工房・展示場を町に寄贈したもの。
一方、「小路庵」は、公選初代有田町長でTOTOの第5代社長も務めた江副孫右衛門の生家で、伝統的建造物(文化財)に指定され、平成20年度の国土交通省の地域住宅モデル普及推進事業として改修を行い、現在は古民家の再生プランを提案する施設として一般に公開されているもの。
「旧青木邸」「小路庵」いずれか一方の企画提案も受け付ける。
なお事業については、民間企業の知識や経験を活かしよりよい住民サービスを提供するため、「PPP/PFI(官民連携)」等の手法を活用したいとしている。
企画コンテストは、書類審査とプレゼンテーションに分けて実施。
参加申込書の締切は2020年12月18日17時、企画提案書の締切は
2021年1月15日17時、プレゼンテーション企画提案書の締切は
2021年2月22日17時。
提出方法はメールで受付、一次書類審査は庁内に設置する審査委員会で選考し、審査通過者にのみメールで通知、一時書類審査を通過し、二次プレゼンテーションを行った人には20万円を交付する(「旧青木邸」「小路庵」のいずれか一方の提案の場合は金10万円)。
二次プレゼンテーション(オンライン開催予定)の実施日は2021年2月25日。
問い合わせは有田町役場商工観光課まで。