【ニュース】 JR九州、「折尾」駅で大正5年当時の駅舎外観を可能な限り再現した新駅舎を2021年1月2日より使用開始 福岡県北九州市

2020.11.19
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)は、交通環境改善を目的とした折尾地区総合整備事業に伴い、JR鹿児島本線・筑豊本線「折尾」駅(北九州市八幡西区)で、1916年(大正5年)に建設された旧折尾駅舎の外観を可能な限り再現した新駅舎の使用を2021年1月2日より開始する。

同駅は 1891年(明治24年)に開業。
かつては鹿児島本線と筑豊本線が十字に交差する立体交差駅で、筑豊炭田と若松港を結ぶ石炭の要衝として賑わったという。

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新駅舎のデザインは、地域の人々の要望を受け、北九州市と同社が連携して検討を進め、平成24年10月に公表した「折尾駅舎の保全・活用に向けた基本的な考え方」に沿ったものとした。
建物の外観は、解体時の調査結果を基に、周辺の景観を考慮しつつ、大正5年当時の姿を再現したという。

折尾駅(新駅舎)への切替は2021年1月2日始発列車より。