【ニュース】 うめきた2期開発事業者JV9社、「うめきた外庭 SQUARE」を活用し、「みどり」の先進的活動の実現に向けた先行トライアルを実施 大阪府大阪市

2020.11.18
三菱地所株式会社を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は、地域の人々や行政、民間企業とともに未来のまちづくりのための実証実験を展開する活動拠点「うめきた外庭 SQUARE」(大阪市北区)を活用し、関西・大阪の国際競争力強化に資する「みどり」の先進的活動の実現に向けた先行トライアルを実施する。

9社は、「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点」をまちづくり方針とする「(仮称)うめきた2期地区開発事業」で、独立行政法人都市再生機構が防災公園街区整備事業施行者として整備する都市公園の管理運営を予定している。

同事業の2024年先行まちびらきに先立ち、9社はUR都市機構が同事業区域西側隣接地で実施する「うめきた周辺地域への『みどり』の波及に関する先導的事業」のパートナー事業者に選定されており、2023年3月末までの1,000日間限定で「うめきた外庭 SQUARE」を運営するという。

同トライアルでは、今年4月に都市計画決定された同事業に関する都市再生への主な取組項目の一つとなっている、先進的で魅力的なパークマネジメント・エリアマネジメントに向けた準備活動を行う。

先端技術を導入した官民連携によるスマートシティの形成や、新事業創出に資する実証実験フィールド実現を見据え、ニューノーマル・ネクストノーマルに対応した都市デザインに資するパブリック空間・オープンスペースの利活用に繋がるイベントや実証実験を、多岐にわたる意欲的なプレイヤーと連携して実施する予定だという。

9社は、同トライアルでの取り組みを通じて得られる成果を同事業のまちづくりにつなげ、「みどり」と融合した生命力あふれる都市空間や、さまざまな人々が新しい活動にチャレンジできる場・仕組みをつくり、活力あふれる創造的ライフモデル「Osaka MIDORI LIFE」の創出を目指すとしている。

「うめきた外庭 SQUARE」の所在地は大阪市北区中津5丁目2番1号及び1番4号。
敷地面積は約2,300㎡。
開設期間は2020年7月4日~2023年3月末日(1,000日間)。