【ニュース】 アクアワールド茨城県大洗水族館、 幻想的な海の世界を楽しめる空間を新設、2020年12月下旬に大規模リニューアル 茨城県大洗町

2020.09.25
サメの飼育展示種類数日本一を誇る「アクアワールド茨城県大洗水族館」(茨城県大洗町、藤森純一館長)は、2020年12下旬に開館以来初となる大規模リニューアルを実施する。

同館は2002年にオープンした、大洗エリアの重要な観光拠点。
同館の魅力をより向上させるため、「癒し」「可変性」「新たな夜の魅力」をコンセプトに、今回初となるリニューアルを進めている。
あわせて、カップルや女子旅などのグループ旅行をはじめ、あらゆる年齢層が楽しめる施設作りを目指す。

四季の移ろいを楽しめ、昼と夜でも演出が“可変”する「クラゲ展示ゾーン」の新規展示をはじめ、極上の“癒し”空間を目指した「ミュージアムゾーン」の新たな空間演出、“夜の水族館の魅力”を象徴するコンテンツを目指し光・音・海の生きものとが協奏する「オーシャンライブ」の演出など、新しい魅力を発信していくとしている。

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クラゲ大水槽の新設による幻想的な空間創出では、季節の移ろいや、昼夜で異なる世界観を楽しめる照明演出・BGMが幻想的な海の世界を表現。
クラゲ個体数関東最大級となる約1万体のミズクラゲを展示する(水槽規模は幅約4.3m・高さ約2.0m・水量約20t)。
四季や昼夜の時の移ろいを、バックライトとBGMが変化し表現することで、幻想的な空間に仕上げるとしている。

「飲食・売店・ミュージアムゾーン」の一体的刷新では、サメに出会えるバーチャル水槽など、大人も楽しめるゆったりとした雰囲気にするため、大人がくつろげるデザイン性に優れた空間へ刷新。
カップルや高齢者がゆったりとくつろげるよう、ソファーやラウンドテーブルを設置するほか、照明・音響により落ち着いた空間を演出する。
ミュージアムゾーンには、同館の強みであるサメをテーマとした、VR水槽を設置。
世界的にも長期飼育の事例がないホホジロザメや、最大のサメであるジンベエザメの形状や動作を水槽に見立てたVRスクリーンでリアルに再現、ホホジロザメのVR映像展示は国内水族館で初となる。

新感覚のイルカ・アシカオーシャンライブでは、演出照明を拡充、光・音・海の生きものとの協奏が特別な夜を彩る。
一般の来館者をはじめ、インバウンド観光にも強くアピールできる夜のオーシャンライブでは、「光と音」を中心とするショーのバリエーションを拡充。
ショーの演出効果を高めるため、演出照明約40機及び遮光カーテンを増設するという。