【ニュース】 大和リースなど、旧新湊庁舎跡地で公民連携の複合交流施設「クロスベイ新湊」を8月1日にグランドオープン 富山県射水市

2020.07.31
大和ハウスグループの大和リース株式会社(大阪市中央区、森田俊作社長)は、富山県射水(いみず)市に公民連携の複合交流施設「クロスベイ新湊(しんみなと)」を整備、2020年8月1日にグランドオープンする。

同事業は、射水市新庁舎開庁に伴い用途廃止になった旧新湊庁舎の跡地に、公共交通ターミナルと公共施設・民間施設から成る複合交流施設(1棟)を整備するもの。
2018年3月に公募型プロポーザルで大和リースを代表とするグループが事業者に選定されている。

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公共施設の射水市観光交流センター内には、1日単位で借りられる本格的な厨房設備を備えたシェアキッチン(1階)や、最大240名が収容可能なコンベンションホール(2階)を配置。
1階屋外にはマルシェが開催できるパーゴラ(屋根付きスペース)や、屋上にはビアガーデンなどが開催できるスペースを整備している。
また、民間施設として1階に射水ケーブルネットワーク、2階に射水商工会議所が入居(2020年7月6日に移転開業)。
公共施設については大和リースから射水市に賃貸し、民間施設は大和リースが整備後に射水商工会議所、射水ケーブルネットワークに売却(区分所有)している。

「クロスベイ新湊」の所在地は富山県射水市本町2丁目10-30。
敷地面積は1万2,177.74㎡、延床面積は4,560.18㎡。
構造・規模は鉄骨造・2階建(一部3階建)。
公共施設は、射水市観光交流センター(市観光協会、シェアキッチン、コンベンションホール、学習コーナー、こども用ボルダリング、パーゴラ、屋上スペース)。
民間施設は、射水商工会議所、射水ケーブルネットワーク株式会社。
駐車場台数は165台、駐輪台数は12台。
事業構成企業は代表企業が大和リース株式会社、構成員が株式会社三四五建築研究所(設計・監理)。
事業期間は20年間(2020年5月1日~2040年4月30日)。