【ニュース】 民間患者搬送・在宅介護支援の水郷エスコート、香取市を中心に移動スーパー事業を令和3年1月より開始 千葉県香取市

2020.07.29
千葉県香取市・茨城県稲敷市で民間患者搬送・在宅介護支援を手掛ける水郷エスコート(運営:一般社団法人水郷介護支援パートナー、千葉県香取市、坂本直己代表)は、新たに香取市を中心に移動スーパー事業を令和3年1月より開始する。

同地域の郊外では、バスや電車など交通機関の本数が少ないため、車を持たない高齢者や障がい者は、生活必需品の買い物もタクシーや介護タクシーを利用しなくてはならないのが現状。
ある1人住まいの高齢女性は、週1回、500円ほどの日用品を買いに行くのに往復3,000円の交通費を支払っているという。

同法人が今回開始する移動スーパー事業は、移動の困難な人や介護施設などに登録をしてもらい、毎週決まった時間に訪問、アンケートを行い、取り扱いが無かった商品は翌週から導入する。
費用は利用者に負担がないように月額500円程度の自費ガソリン代程度を検討中だという。

日用品など生活必需品を主な商品とし、野菜などは地産池消をコンセプトに地元農家から仕入れ、米は茨城県稲敷産のコシヒカリを玄米からその場で精米し3合から販売する。

なお、福祉移動スーパー事業は民間企業の参入が難しく、同法人でもボランティアの一環として新規事業を行うため、商品の入手や車両の導入に苦戦しており、令和2年7月よりクラウドファンデングで支援・寄付を呼びかけているという。