【ニュース】 阪神電気鉄道と尼崎信用金庫、尼崎を寺町・開明町エリア中心に活性化させるプロジェクト「てらまちプロジェクト」のWEBサイトを公開 兵庫県尼崎市

2020.07.20
阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、秦雅夫社長)と尼崎信用金庫(兵庫県尼崎市開明町、作田誠司理事長)で構成する「てらまちプロジェクト協議会」は7月17日、阪神「尼崎」駅南部の寺町・開明町エリアを拠点に街の賑わいを創出する地域の活性化事業「てらまちプロジェクト」の情報発信サイトを公開した。

同プロジェクトは、阪神の創業地であり、尼崎信用金庫の本店所在地でもある「尼崎」が更に「住み続けたくなる」「訪れたくなる」「移り住みたくなる」「働きたくなる」まちになるきっかけを、市民・地元の人々との協働により生みだしていくプロジェクト。

両者は、2017年3月から活動を開始し、2019年8月には「てらまちプロジェクト協議会」を設立。
これまでに、地域の歴史を楽しく再発見する新しい学びの場「てらまち学」の実施や、地域内外の人たちが企画し、まちの魅力を知ってもらう市民活動醸成型イベント「てらまちワークショップ」の実施など、積極的に地域活性化に取り組んでいる。

寺町・開明町エリアは、阪神「尼崎」駅より南側へ徒歩約3分に位置する、重要文化財などを多く所有する11の寺院が集中し、駅前の賑わいとは少し違った雰囲気のエリア。
このうち寺町は、レンガ塀や石畳が旧城下町の面影を残す街並みの美しさを認められ、1989年に尼崎市の「都市美形成地域」(歴史上特徴のある地域として保存すべき地域)に指定されている。

今回公開した同サイトでは、これまでに実施した尼崎の歴史や文化を学ぶイベントなどの様子や現在の活動内容を紹介。
寺町・開明町エリアを楽しく散策するためのガイドとなる情報も紹介する。

なお同プロジェクトでは、今後も尼崎の歴史をもとにした創作ご当地講談会の開催や、地域活動づくりの支援、地域の空き家等の利活用など、だれでも参加できる取組みを予定、同サイトで情報を発信する予定だという。