【ニュース】 三菱地所、将来的な再開発に向け、1962年開館の「北海道ビル」を2022年度内を目途に閉館 北海道札幌市

2020.07.13
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)は、将来的な再開発に向け、同社が所有する「北海道ビル」(札幌市中央区)を閉館する。

同ビルは1962年12月に開館。
ビル内部に噴水を設置していたことや、雪まつり開催時にビル内を休憩所として開放していたこと等もあり、通称「道ビル」として札幌市民に親しまれていたという。

202007130900

2000年には外装を含めた全面リニューアルを実施し、北海道庁やサイロなど北海道を象徴する赤煉瓦のタイルから現在のアルミパネルへ装いを新たにしたほか、全館個別空調を採用する等、設備面でも競争力を維持することに努めてきた。
開館から約57年が経過していることから、将来的な再開発に向け、2022年度内を目途に閉館する。
再開発後の建物計画は現在検討中だが、現在の同ビルのように周辺地域の発展や活性化に貢献する建物を予定しているという。

「北海道ビル」の所在地は札幌市中央区北二条西4丁目1番地。
敷地面積は2,539.39㎡、延床面積は2万5,951.21㎡。
構造・規模は鉄骨鉄筋コンクリート造・地下2階地上9階塔屋3階建。