【ニュース】 JR西日本、アドレス・Kabuk Styleの2社と提携、住まいのサブスク・サービスで実証実験、会員専用きっぷを発売 大阪府大阪市

2020.07.07
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)は、サブスク・サービス(定額制の全国住み放題・多拠点コリビング「co-
living」)を展開する株式会社アドレス(東京都千代田区、佐別当隆志社長)、株式会社Kabuk Style(長崎県長崎市、砂田憲治・大瀬良亮共同代表)の2社とそれぞれ提携、関係人口市場の拡大とJR西日本エリアの活性化に向けた実証実験を実施する。
2020年7月6日より「JR西日本×住まいのサブスク」サービスのモニター会員募集を開始した。

JR西日本は、アドレス・Kabuk Styleのサービスの申し込み者・利用者に対し、「会員専用のおトクなきっぷ」を発売することで、「JR西日本×住まいサブスク」という新たな価値創出に取り組む。
今後は、ワーケーションや多拠点居住など、新たなライフスタイルをより身近なものにするサービスの開発や、西日本エリアの地域活性化に繋げるという。

近年、移住した「定住人口」や観光に来た「交流人口」とは異なる形で、地域や地域の人々に継続的に多様な形で関わる人たちが「関係人口」として注目され、地域の活性化の新しい担い手として期待されている。
また、新型コロナウイルスの影響により、多くの企業でリモートワーク、テレワークが推進される中、多様な働き方が生まれつつあり、好きな場所で自由に働くことや、ひとつの地域に留まらず、複数の拠点を持つ暮らし方など、新たなライフスタイルが注目されているという。

なお、アドレスとカブクスタイルの2社は、JR西日本100%子会社の株式会社JR西日本イノベーションズ(大阪市北区、和田裕至社長)が出資した資本業務提携先となっている。