2020.07.07
株式会社星野リゾート（長野県軽井沢町、星野佳路代表）は7月1日、星のやブランドでは8施設目となる「星のや沖縄」（沖縄県読谷村）を開業した。

同施設のコンセプトは「グスクの居館（きょかん）」。
グスクとは沖縄や奄美諸島に残されている史跡のこと。
多くは琉球石灰岩を使用した壁に囲まれており、中に木造の建物などがあった。
同施設の敷地は、グスクからインスピレーションを得て作られた「グスクウォール」に囲まれている。

同施設の中には、全室オーシャンフロントの客室のほか、一年中楽しめる海に開かれたプール、アクティビティの拠点となる道場など、多様なパブリックエリアを配置。
沖縄の贅沢を集めた空間の中で、海を眺めて暮らすように滞在できるという。

全100室ある客室は、全てオーシャンフロントの配置。
近い距離で海を眺められるように、建物は2階までの低層にこだわった。
客室の前に広がる海岸は、現在では沖縄でも珍しい自然海岸で、美しい岩場や自生する海岸植物をそのまま活かして設計を行ったという。

食事については、客室で時間にとらわれずに本格的な料理を味わえるスタイルとした。
全33種の豊富なバリエーションから選べる料理は、シェフが下準備を済ませた状態で客室へ届けられ、宿泊客は客室の土間ダイニングに備わる調理家電を使用し、好きなタイミングで仕上げることができるという。

「星のや沖縄」の所在地は沖縄県中頭郡読谷村字儀間474、交通は那覇空港より車で約1時間（空港リムジンバスあり、有料）。

宿泊予約は
星のや沖縄